<!-- google_ad_section_start(name=s2) -->奨学金予算削減とは本末転倒だ<!-- google_ad_section_end(name=s2) -->

あまりに無茶な対策ではないか?
本当に金銭的に困っている人が苦しむのじゃないか?

奨学金予算削減へ 回収不能2000億円/遊興費に転用増え…

奨学金は,借りた人が返すことで将来の学生を支えるという制度.故に返還しない人が出てくると,制度として破綻する.私自身は返還が免除される職についているが,大学院修了後に民間企業にいた2年間だけは返還した.まぁ,新入社員が少ないボーナスから奨学金を返すと,ほとんど残らないという感覚も分かる.しかし,奨学金は借金であって,借りる時には保証人を立てたはず.私の場合は叔父さんであって,彼の家までお願いに行ったことを覚えている.「借りたものは返す」という感覚はもとより,「誰かに保証人になってもらっている」という意識を持たないといけないでしょう.

この問題は,小中学校における給食費未払いと根っこは一緒かもしれない.つまり,規範意識の欠如じゃないかな?

奨学金を支給してもらえる経済状況であっても,当該学生の親が無理して子供に仕送りして,その結果として学生は金余りになっているのではないか?

こういった点も含めて細かな調査をした上で,支給条件を引き上げる等の措置をとる方が適切だと思う.
金を出す方(財務省)の言い分も分からないではないが,本当に困っている人を助けるのが国の役目だと思うぞ!