VB 2005 の List ジェネリック・クラス

MSDN の公式な説明サイトを以下に示す。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/6sh2ey19(VS.80).aspx

実際の利用法も併せて,以下のサイトの説明が分かりやすい。
再発見! VB 2005快適プログラミング - 第5回 クラスとジェネリックなList:ITpro
その内容を要約すると,

  • オブジェクトをまとめるには,コレクション・クラスを用いる。
  • VB .NETでのコレクション・クラスは ArrayList だった。
  • VB 2005 からは(ArrayListに加えて)Listジェネリック・クラス(汎用クラス)が追加された。その理由は,ArrayList では "Dim contestAry As New ArrayList" のようにリストの要素の型を指定しないため,異なる型(クラス)であってもリストへ追加できる。しかし,コンパイル時にエラーを検出できず,実行時に例外が発生する。
  • 一方,List クラスでは "Dim contestAry As New List(Of RaceTeam)" のように型を指定するため,コンパイル段階でエラーとして検出可能である。

同様の説明が以下でもなされている。
ジェネリック・クラスで変わるC#とVBのコレクション − @IT

ところで,List クラスを使うには,「System.Collections.Generic を import せよ」と説明されているが,私の環境では import しなくても問題なし。その理由は不明。