授業再開,そして頭の痛い卒論

明日から授業再開である.長かったようで短かったなぁ,夏休み(って子供じゃないんだから).結局,有給休暇はお盆周辺の2日間のみでした.夏休み前にどこまで話を進めたか,思い出せないところが致命的.

さて,かなり焦っているのが卒論.今月末に(中間的な)内部締切があるのだが,学生が全く原稿を持ってこない.原稿の書き方の指示や督促のメールも読んでいないし,電話も通じない.今夜,やっとつかまえて「メールを読んでいるのか?」と尋ねたら「携帯の調子が悪い」と言い訳.学生がメールを携帯に転送する設定をしているのは知っているが,学校のメールサーバにもデータを残しているはず.結局のところ,学校に来ていないか,来てもメールを確認していないかのいずれか.これが仕事だったら数千万円の損害かもしれないよ.こういういい加減さに振り回される位なら卒業させなくてもいいんじゃないのかと思えてくる.それ位,他者の信頼を失う行為をしていることに本人が気づかないことが問題ですね.
私がひとりで卒論を審査するならば何とでもできる(実際,「できる」こととそれを「やっちゃう」ことは別問題)が,第三者の評価が加わる故に私が手出しできない部分もある.どうなっちゃうんだろう? やはり,指導教員が卒論を書くのか?