[木下,村岡,田中,音楽情景分析における単音遷移に関する統計的情報を利用した単音認識処理,(出典不明)

  • 「1.はじめに」を読むと,木下らの構築したモデル OPTIMA は bayesian network と思われる.
  • 「2.楽曲における単音の遷移」では,調性を調整した上で正規化を行っている.調性についてはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%BF を参照のこと.
  • 「3.単音遷移情報付与処理の概要」では,遷移幅確率(調性を調整した上での音高差の分布に基づく)と遷移パターン確率(調性別単音出現確率データと入力された単音仮説から調性を推定し,調性に応じた遷移パターン確率を求める)を用いている.

これらに関連して

  • OPTIMA とは,複数の異種楽器による演奏のモノラル音響信号を入力として,楽器ごとの音符列と和音名を出力するモデル(各楽器の演奏情報(単音,和音,リズムなど)を記号表現として出力っする情報処理)である.
  • 以下の論文では optima の改善を試みている:木下,坂井,田中,周波数成分の重なり適応処理を用いた複数楽器の音源同定処理,電子情報通信学会論文誌, Vol.D-II (以下,未調査)