Ubuntu上でのAndroid開発環境の構築
(注意)日本語化した Eclipse ではうまく動かなかったため,予め日本語版をアンインストールし,改めて Ubuntu ソフトウェアセンターから Eclipse をインストールした。なお,Synaptic パッケージマネージャ等を用いて Eclipse を削除しても,/usr/local/eclipse,/etc/eclipse.ini および ~/.eclipse/ は残されたままだから,これらも削除しておくこと。
Eclipse のインストール
Ubuntuセンターから Eclipse をインストール。
導入したのは Eclipse 3.5.2 (GALILEO) である。
Android SDK の入手
http://developer.android.com/sdk/index.html から android-sdk_r10-linux_x86.tgz をダウンロードし,ホームディレクトリへ展開する。(実際には,環境に合わせて /usr/local/ 等にインストールする方がよいだろう)
android-sdk-linux_x86/tools/ へパスを通す
Emulator やデバッガを動かすため,パスを通す必要がある。
具体的には ~/.bashrc へ以下の記述を追加。
export PATH=${PATH}:$HOME/android-sdk-linux_x86/tools/
.bashrc 編集後,パスを有効にするため,Ubuntu を再起動。
ADT Plugin のインストール
Eclipse を起動して Help → Install New Software ... をクリック。
右上の Add ボタンを押して、
https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
を追加。
OK ボタンをクリックすると,ネットへのアクセスが始まる。(右下に "Fetching children of https....." と表示される)
"Developer Tools" へチェックを入れて、Next → Next → "I accept .." をチェックして "Finish".
以下の画面において "I accept the terms of license agreements" をチェックしてライセンス条項に同意する。
インストールの途中で「検証されていないソフトウェアだけど,いいの?」という警告が出るが,
気にせずに進む。
検証されていないソフトウェアの確認に対して,チェックを入れて,先へ進む。
インストールの過程でエラーが発生するようならば,以下のパッケージがインストールされているか,確認すること!
- Eclipse Plug-in Development Environment (PDE)
- Eclipse Java Development Tools (JDT)
- Eclipse Team Integration (CVS support)
以上で,インストール後,Eclipse の再起動を促されるから,素直に従おう。
Eclipse 上で Android SDK を利用するための設定
Eclipse の Window → Preferences → Android において SDK Location を設定。
場所は Android SDK を展開した場所を指定する。今回の場合,"$HOME/android-sdk-linux_x86" を指定する。
Android API のインストール
Eclipse の Window -> Android SDK and AVD Manager が加わっている。
Available package にて Android Repository を指定する。
→ 2.1, 2.2 を主に残して、Install Selected ボタンを押す。
(全部入れると、インストールに時間がかかるため,ターゲットにしたいバージョンのみインストールする)
今回は以下の5つを指定した。
- Android SDK Platform-tools, revision 3
- SDK Platform Android 2.2, API 8, revision 2
- SDK Platform Android 2.1, API 7, revision 2
- Samples for SDK API 8, revision 1
- Samples for SDK API 7, revision 1
さらに確認画面:
これらの API のダウンロードはそれなりに時間がかかる。